吉良吉影は静かに暮らしたい [4部感想]
切り落とした手を恋人代わりに可愛がっている。ぶ、ぶ不気味すぎる。
とうとうここまでの異常者が登場してしまいました。現実にもいそうで、
すごく恐ろしいです。
この異常な人は、それを隠すために、人付き合いを
薄くしている様子・・・
隠したいのなら、「手」を忍ばせて時々出すなんて、
出来ないと思いますが。吉良の異常者ぶりは計り知れません。
ですが、
本人にしてみれば、何事もなく平和に暮らすのが第一のサラリーマンの
つもりなのだから、感覚が麻痺するとこんな風になるのでしょうか。
今回は、前半と後半で明暗がはっきりしています。
前半は吉良の「静かな」暮らしと、重ちーと仗助たちの楽しそうなからみが
描かれています。明暗の明るいほうですね。重ちーが仗助と億泰に弟のように
思われているのが、微笑ましい場面です。(中学生にお金貸してもらってますし)
それを踏まえてからの、「暗」の展開。重ちーと吉良の戦闘シーンに突入します。
あのときサンドイッチの交換がなければ、こんなことにならなかったのに。
バスケットをしていた女子高生が、もっと騒いだら、重ちーはぎりぎり助かった
かもしれない。とか、思いますが、これも運命ですね。(運命を描くのがうまいのです)
私はあまり重ちーを好きではありませんでしたが、爆破されていい気分はしません。
意外と勇敢に吉良に立ち向かって、重ちーは偉かったと思います。
吉良みたいなおじさんに遭遇したら、怖くて何もできないのが普通ですから。
重ちーは、一人で語りだす異常者に、どう攻撃を加えていいものか、様子を見るしかなかった。重ちーには、吉良が何者なのかわからなかったので、仕方ないです。
そうするうちに、あっという間にやられてしまいました。100円玉が爆弾とは皮肉です。
吉良のように、ジョジョの戦闘シーンは、「語り」が多く入りますよね。
主に説明をするためでしょうけど、そのセリフにその人格が現れていて興味深いです。
吉良の言う「心の平穏」は、中学生の重ちーにはわかりにくかったかもしれません。
はやく吉良の頸動脈を切ってしまえば、良かったのになあ。そうすると、違うお話に
なってしまうけど。それに、安易に殺人はできないですから。相手がどんなに怪しくても、
殺すよりは、逃げることを選ぶと思います。
さっきまで一緒に楽しく過ごした仲間が、大変なことに巻き込まれた。
ハーヴェストが潰れるのを見て、事の次第がわからずに慌てる仗助たち。
重ちーを見ていた読者としては、無念なシーンです。
ドアノブの爆破で最後を迎えるなんて。あと少しで助かったのに。
仗助たちはそのことにさえ気づいていなかったのですから。
何か、放り出されたような気持にさせられました。
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とうとうここまでの異常者が登場してしまいました。現実にもいそうで、
すごく恐ろしいです。
この異常な人は、それを隠すために、人付き合いを
薄くしている様子・・・
隠したいのなら、「手」を忍ばせて時々出すなんて、
出来ないと思いますが。吉良の異常者ぶりは計り知れません。
ですが、
本人にしてみれば、何事もなく平和に暮らすのが第一のサラリーマンの
つもりなのだから、感覚が麻痺するとこんな風になるのでしょうか。
今回は、前半と後半で明暗がはっきりしています。
前半は吉良の「静かな」暮らしと、重ちーと仗助たちの楽しそうなからみが
描かれています。明暗の明るいほうですね。重ちーが仗助と億泰に弟のように
思われているのが、微笑ましい場面です。(中学生にお金貸してもらってますし)
それを踏まえてからの、「暗」の展開。重ちーと吉良の戦闘シーンに突入します。
あのときサンドイッチの交換がなければ、こんなことにならなかったのに。
バスケットをしていた女子高生が、もっと騒いだら、重ちーはぎりぎり助かった
かもしれない。とか、思いますが、これも運命ですね。(運命を描くのがうまいのです)
私はあまり重ちーを好きではありませんでしたが、爆破されていい気分はしません。
意外と勇敢に吉良に立ち向かって、重ちーは偉かったと思います。
吉良みたいなおじさんに遭遇したら、怖くて何もできないのが普通ですから。
重ちーは、一人で語りだす異常者に、どう攻撃を加えていいものか、様子を見るしかなかった。重ちーには、吉良が何者なのかわからなかったので、仕方ないです。
そうするうちに、あっという間にやられてしまいました。100円玉が爆弾とは皮肉です。
吉良のように、ジョジョの戦闘シーンは、「語り」が多く入りますよね。
主に説明をするためでしょうけど、そのセリフにその人格が現れていて興味深いです。
吉良の言う「心の平穏」は、中学生の重ちーにはわかりにくかったかもしれません。
はやく吉良の頸動脈を切ってしまえば、良かったのになあ。そうすると、違うお話に
なってしまうけど。それに、安易に殺人はできないですから。相手がどんなに怪しくても、
殺すよりは、逃げることを選ぶと思います。
さっきまで一緒に楽しく過ごした仲間が、大変なことに巻き込まれた。
ハーヴェストが潰れるのを見て、事の次第がわからずに慌てる仗助たち。
重ちーを見ていた読者としては、無念なシーンです。
ドアノブの爆破で最後を迎えるなんて。あと少しで助かったのに。
仗助たちはそのことにさえ気づいていなかったのですから。
何か、放り出されたような気持にさせられました。
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