ジョジョの奇妙な冒険4部 やばいものを拾ったス! [4部感想]
透明な赤ちゃん。どこからどうしてやってきたのか。考えすぎて
仗助が、赤ちゃんの時に父にかまってもらえずに出てきたスタンド?!…とか
想像しましたが、全然そういうのではなかったです。
ジョースターさんがボケ始めているということですが・・・
もしかしてワザと?
ふざけているのかな?と思えるような(思いたいような)コミカルな場面が展開
されます。
仗助とジョースターさんがどう接していくか、打ち解けていくのかを
見守る回でもあります。多分、仗助は、ジョースターさんがどういう人間なのか
知りたくなかったんだと思います。嫌な人だったら嫌だから。
そして、母親への配慮から。そんな気がします。
ジョースターさんも、親子関係に関して自分からは何も語らず、求めない。
ジョースターさんの性格が、仗助への態度に現れているように見えました。
様子を観察するタイプというか、落ち着いているのは、ジョースター家の血筋なの
かな、と思ったり。だけど、ジョースターさん、それなりに緊張したでしょうね。
最初に船で億泰に会った時、億泰の名前を聞いていますから、億泰が仗助かどうか
確かめたのでしょう。顔を知らない息子なので。
仗助が、「ジョースターさんって呼ばせてもらいますよ」と前置きしておくところも、
いいシーン。仗助の誠実さを感じます。実の父が現れても、仗助は自分の気持ちを
きちんと伝えられる。目は反らしていたけれど、偉いなあと思いました。
承太郎でさえ、仗助に会ったら「殴られる」と想像していたのに、仗助は何も怒りませんでした。仗助は周囲が見えているというか、思いやりが深い人物なのだと思います。
自分も含めて、誰も傷つけたくなかったのでしょう。それに両親のことは、そっとしておきたい部分なのだとおもいます。
4部は、かなり繊細なテーマを扱っていて、今回もその一つかと感じます。
現実でも、同じような境遇の子供が増えてきているように思うので。
「人間関係、無理なもんは無理」と思っていた仗助ですが、
赤ちゃんに振り回されるうちに、それどころではなくなります。
赤ちゃんを助けるのをきっかけに、仗助は、
ジョースターさんが、身を挺して人を助ける人間だと理解します。
思わず「にやっ」と、仗助のいい表情が印象的です。
知りたくなかったジョースターさんのことを「知ってもいい」と思った、
そんな瞬間だったのかもしれません。
そしてジョースターさんも、気持ちを一言話す。かっこつけたかった、
なんて言いますが、それだけのために血を流すことは難しいでしょう。
ジョースターさんって、承太郎にも「じじい」とか言われているし、
昔からどこか、少年っぽい、お茶目な部分がありますよね。(良くも悪くも)
そんなラストにキュンとなりながら、しかし、あのジョースターさんが
老いているのは、読者としてはちょっと複雑でもありました
やばいものは赤ちゃん!
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仗助が、赤ちゃんの時に父にかまってもらえずに出てきたスタンド?!…とか
想像しましたが、全然そういうのではなかったです。
ジョースターさんがボケ始めているということですが・・・
もしかしてワザと?
ふざけているのかな?と思えるような(思いたいような)コミカルな場面が展開
されます。
仗助とジョースターさんがどう接していくか、打ち解けていくのかを
見守る回でもあります。多分、仗助は、ジョースターさんがどういう人間なのか
知りたくなかったんだと思います。嫌な人だったら嫌だから。
そして、母親への配慮から。そんな気がします。
ジョースターさんも、親子関係に関して自分からは何も語らず、求めない。
ジョースターさんの性格が、仗助への態度に現れているように見えました。
様子を観察するタイプというか、落ち着いているのは、ジョースター家の血筋なの
かな、と思ったり。だけど、ジョースターさん、それなりに緊張したでしょうね。
最初に船で億泰に会った時、億泰の名前を聞いていますから、億泰が仗助かどうか
確かめたのでしょう。顔を知らない息子なので。
仗助が、「ジョースターさんって呼ばせてもらいますよ」と前置きしておくところも、
いいシーン。仗助の誠実さを感じます。実の父が現れても、仗助は自分の気持ちを
きちんと伝えられる。目は反らしていたけれど、偉いなあと思いました。
承太郎でさえ、仗助に会ったら「殴られる」と想像していたのに、仗助は何も怒りませんでした。仗助は周囲が見えているというか、思いやりが深い人物なのだと思います。
自分も含めて、誰も傷つけたくなかったのでしょう。それに両親のことは、そっとしておきたい部分なのだとおもいます。
4部は、かなり繊細なテーマを扱っていて、今回もその一つかと感じます。
現実でも、同じような境遇の子供が増えてきているように思うので。
「人間関係、無理なもんは無理」と思っていた仗助ですが、
赤ちゃんに振り回されるうちに、それどころではなくなります。
赤ちゃんを助けるのをきっかけに、仗助は、
ジョースターさんが、身を挺して人を助ける人間だと理解します。
思わず「にやっ」と、仗助のいい表情が印象的です。
知りたくなかったジョースターさんのことを「知ってもいい」と思った、
そんな瞬間だったのかもしれません。
そしてジョースターさんも、気持ちを一言話す。かっこつけたかった、
なんて言いますが、それだけのために血を流すことは難しいでしょう。
ジョースターさんって、承太郎にも「じじい」とか言われているし、
昔からどこか、少年っぽい、お茶目な部分がありますよね。(良くも悪くも)
そんなラストにキュンとなりながら、しかし、あのジョースターさんが
老いているのは、読者としてはちょっと複雑でもありました
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