アトム・ハート・ファザー [4部感想]
写真の中に生きている?このお父さんは病気で死んだはずなので、
幽霊なんですかね。
すごい設定で、これだけでホラー映画撮れちゃうアイデア。
対して、承太郎の冷静さや、億泰がまた心理戦に引っかかるところなんかが、
いつもの通りで読みやすい。
失敗をして、後悔する億泰を誰も責めません。吉影を逃がしたのと同じことだと
承太郎は俯瞰してくれます。億泰を慰めたり許したりしたのではなくて、
冷静に広い視野で出来事をとらえた意見なのが、すごいなあと思います。
弓と矢がもう1セットみつかりました。吉良吉影の生い立ちや背景にも少し近づき、
この父親と吉影の関係も気になります。この親にしてこの息子あり、みたいな感じは
否めませんが。(承太郎も言ってましたもんね)いやあな気分がただよいます。
この父親にしたら、息子を守ろうとしているだけなのですが、してはいけないことを
教えるのが親なのでは?と、殺人をしている息子をかばってしまってよいのか、と
読者の反感をあおるように、うまく描かれています。
承太郎たちを邪魔するために、矢を使ってスタンド使いを増やそうとするなんて!
4部は全体を通して、「自分さえよければいい」のは「いけない」。
というメッセージを感じますが、親のエゴがここで問題定義されてくる。
そんな回になっています。
気になるのは、吉影の母親です。亡くなったとのことですが、どんな人物だったの
でしょう。どうして父親は、こんなことをしているのでしょう。
それから、吉影が目立ちすぎないように生きてきた理由は何なのでしょう。
平和に暮らしたい、にしては、そんなに抑えて1位を取らないことにこだわる必要が
あったのか。吉影の人物像への謎と興味が深まります。
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幽霊なんですかね。
すごい設定で、これだけでホラー映画撮れちゃうアイデア。
対して、承太郎の冷静さや、億泰がまた心理戦に引っかかるところなんかが、
いつもの通りで読みやすい。
失敗をして、後悔する億泰を誰も責めません。吉影を逃がしたのと同じことだと
承太郎は俯瞰してくれます。億泰を慰めたり許したりしたのではなくて、
冷静に広い視野で出来事をとらえた意見なのが、すごいなあと思います。
弓と矢がもう1セットみつかりました。吉良吉影の生い立ちや背景にも少し近づき、
この父親と吉影の関係も気になります。この親にしてこの息子あり、みたいな感じは
否めませんが。(承太郎も言ってましたもんね)いやあな気分がただよいます。
この父親にしたら、息子を守ろうとしているだけなのですが、してはいけないことを
教えるのが親なのでは?と、殺人をしている息子をかばってしまってよいのか、と
読者の反感をあおるように、うまく描かれています。
承太郎たちを邪魔するために、矢を使ってスタンド使いを増やそうとするなんて!
4部は全体を通して、「自分さえよければいい」のは「いけない」。
というメッセージを感じますが、親のエゴがここで問題定義されてくる。
そんな回になっています。
気になるのは、吉影の母親です。亡くなったとのことですが、どんな人物だったの
でしょう。どうして父親は、こんなことをしているのでしょう。
それから、吉影が目立ちすぎないように生きてきた理由は何なのでしょう。
平和に暮らしたい、にしては、そんなに抑えて1位を取らないことにこだわる必要が
あったのか。吉影の人物像への謎と興味が深まります。
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